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日本競馬のカギはインコースへのこだわり

日本の競馬がこれからもっとレベルアップしていくためには、
レースをもう少しタイトにしていく必要があります。
日本の競馬では、直線に向いたとき内外離れて各馬が走っていきますが、
これは馬にとって余裕をもたらす反面厳しさを鍛えるには少し問題です。

 騎手の考えからすれば「馬群に突っ込んで不利を受けるよりは大外を突くべし」
との考えなのかもしれませんが、その際に生まれる距離損が痛過ぎるのです。
これがエルコンドルパサーやディープインパクトやオルフェーヴル級の怪物ならばそれでも勝てるのかもしれませんが、
それ以外の馬で何でもかんでも馬群を避けていたら、たとえ力を出し切っても負けてしまうことのほうが多くなります。

 確かに馬群やインコースに突っ込んで
いって負けてしまえば関係者からは「どうして脚を余して負けたのだ」と、
非難を浴びることは覚悟しなければなりません。しかし、日本の超一流騎手や
海外の超一流騎手は気がつけばインコースを突いて上手く勝っているのです。
そして、これが騎手の技術ではないかと私はレースを観るたびに感じています。

 そのインコースにかけるこだわりが競馬のレースをタイトにしていき、
それが厳しくも緊張感のあるレースを生みます。

これは、中山や札幌や函館や小倉などの小回りコースはもちろんのこと、
東京や阪神や京都や新潟などの広いコースと言われる競馬場でも意外と当てはまることで、
やはりインコースを通った馬は勝利しやすいというのが定説です。

 現代競馬はスローペースになりやすくもともと先行有利ですし、
これからどれだけインコースに重要性をおけるかが日本競馬のカギになります。

shin